婚活をしていると、どうしても避けて通れないのが「お断り」の場面。
誰かに好意を持たれても、自分の気持ちが追いつかないことや、価値観の違い、タイミングが合わないなど、さまざまな理由でご縁をお断りしなければならないことがあります。
しかし、相手の気持ちを傷つけず、誠意を持って伝えるのはとても難しいものです。
今回は、婚活中に使えるお断りの例文やポイントを、シチュエーション別にご紹介します。

7年間の婚活期間を経て、50歳目前で年下女性との「年の差婚」を実現しました。
このブログでは日々婚活アドバイザーとして勉強しながら、ハイスペックでなくても、努力次第で幸せな結婚ができることを、自分の経験を通して伝えるため立ち上げました。
お断りの基本マナー

感謝の気持ちを必ず伝える
お断り文の冒頭や締めくくりには、必ず「お時間をいただきありがとうございました」「楽しい時間を過ごさせていただきました」など、相手への感謝を述べるのが基本です
相手を否定せず、自分の気持ちや状況を理由にする
「あなたの○○が嫌でした」など、相手を傷つけるような表現は避けましょう。
理由は自分の気持ちや状況にフォーカスし、「価値観の違い」「ご縁がなかった」などを使います。
できるだけ早めに伝える
「返事が遅い=迷惑をかけている」と感じる方も多いので、気持ちが固まったらできるだけ早く伝えるのがマナーです。
今後の幸せを祈る言葉で締めくくる
お断りの文章は、あくまで「自分の気持ちや状況」を主語にすることで、相手を傷つけにくくなります。
シチュエーション別・お断り例文

1. メッセージやLINEで
やり取り中にお断りする場合
「メッセージをいただきありがとうございます。
○○さんのお話し、とても興味深く読ませていただきました。
しかしながら、私が求めている方向性とは異なると感じたため、これ以上のご連絡は控えさせていただきたいと思います。お時間をいただき、ありがとうございました。」
2. 初対面や1回目のデート後のお断り
「今回は、お忙しいなかお時間を作っていただき、ありがとうございました。
○○さんはとても素敵な価値観をお持ちの方だという印象を受けました。
しかしながら、私とは考え方の違いなどで悩むことが出てきてしまうと感じてしまいました。
お時間を割いていただき申し訳ないのですが、今回はお断りさせてください。
○○さんが素敵な女性と出会えることを祈っております。」
3. 数回会った後や交際を申し込まれた場合のお断り
「先日は楽しい時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。
○○さんとの今後についてあれから真剣に考えてみたのですが、私の中で一緒に家庭を持つイメージがどうしても持てませんでした。
本当にごめんなさい。
○○さんとの時間は、新しい気づきや発見など、勉強になることがたくさんありました。
出会えたことには感謝の気持ちでいっぱいです。
今回はご縁がなかったということで、お断りの連絡になってしまい申し訳ありません。」
4. 外的要因(仕事・家族など)を理由にする場合
「先日は素敵な時間をありがとうございました。
大変恐縮なのですが、会社の都合で急遽転勤することとなり、引越しすることになりました。
しばらくは時間を割くことが難しく、今回のことはお断りさせてください。
○○さんはとても魅力的な方なので、素敵な方と良いご縁があるかと思います。」

この断り方は、本当の理由なら良いんだけど、嘘を付くなら使わないほうがいいよ!
もしバレたら相手にとてもダメージを与えるからね
5. 他に気になる人ができた場合
「婚活をしていく中で他に気になる男性ができてしまいました。
まだお付き合いしているわけではないのですが、この状態で○○さんにお会いし続けることは心苦しく、今後会うことを控えさせていただければと思います。
○○さんには本当にたくさんの素敵な思い出をいただきました。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
お断り理由別・使いやすいフレーズ集


理由 | 使えるフレーズ例 |
---|---|
結婚観・価値観の違い | 「結婚に対する価値観の違いを感じました」 |
仕事や生活リズムの違い | 「お互いの生活リズムが合わないと感じました」 |
他に気になる人ができた | 「他に気になる方ができてしまいました」 |
仕事が忙しくなった | 「仕事が忙しくなり、婚活に時間が取れなくなりました」 |
距離や環境の問題 | 「距離や環境の違いから難しいと感じました」 |
自分に自信がない・未熟 | 「自分にはまだ結婚は早いと感じました」 |
断るときのNG例
- 相手を直接否定する言葉(「あなたの○○が嫌でした」など)
- 返事を長期間放置する
- 曖昧な態度を続ける
- 感謝やお礼を伝えない
まとめ


婚活でのお断りは、誰にとっても気が重いものです。
しかし、相手の立場や気持ちに配慮し、誠意を持って伝えることで、お互いに前向きな気持ちで次のご縁に進むことができます。
ご紹介した例文やフレーズを、自分の状況や気持ちに合わせてアレンジし、ぜひ活用してみてください。
婚活は「ご縁」の世界。
たとえお断りが続いても、誠実な対応を続けていれば、きっと素敵な出会いが待っています。